ここ数年、在宅勤務となり働く場所を選ばなくなってきたので長期休暇のタイミングで実家で長く過ごし、少しずつ実家の整理をしています。
去年の年末年始では、VHSに撮りためていた小さい頃のビデオ(小学校の運動会とか)をデータ化しSDに全て落としました(時間はかかったけど放置できるのでマシかも)
今年は実家の大掃除と共に小さい頃の写真をデータ化してクラウドへUPする作業をしてきましたので、一連の手順となぜやろうと思ったかの背景、効果をご紹介します。
すごく大変だけど時間がある時にやってしまってもよいかなと…
全体の流れ
実際の流れを共有するよ!
実家にある写真をかき集める
全ての写真を一か所に集めます。
我が家の場合、、アルバム化されている写真もあれば生のまま箱の中で保管をされていたり…と点在していました。
注意事項としては、写真と侮ることなかれ。
意外と場所を取りますので広い場所や保管場所を確保した上で実施しないと大変な事になります。
写真をカテゴリごとに分ける
実家にある写真は親・兄弟・親戚…と混在していることが多いかと思います。
どのカテゴリごとに分ければ後から見やすいかを検討しましょう。
私の場合は、親・兄・姉・自分・家族写真・親戚でカテゴリに分け、ケース毎に写真を分類しました。
カテゴリに分ける際に、昔のアルバムから全て写真を取り出します。
既にキレイにアルバム化されていれば取り出さなくても良いかと思いますが、残す写真とその他を分け不要なアルバムは廃棄処分しました。
紙のアルバムとか結構カビちゃってましたし、昔は観光地の風景も合わせてアルバムで保管をしていましたが、ベストピクチャーのみ残すことを徹底するためデータ化して数を減らしました。
写真をデータ化する
写真のデータ化をする方法はいっぱいあると思います。
スキャナーでする方法が主流でしたが今ではスマホのAPLでカンタン且つキレイにデータ化することができます。
Googleから提供されているフォトスキャンというAPLを実際に利用しました。
30年前の写真。結構キレイじゃない?
データ化した写真をクラウドへアップする
スマホでデータ化をした写真をそのままクラウドにUPしていきます。
私の場合は、家族専用のGoogleアカウントを一つ作成をし、Googleクラウド上へUPしていきました。
ちょっとミスったのはGoogle Driveに入れてしまったのでGoogle Photoに移し替えようと思います…。
Google Driveではフォルダ管理ができるため、先ほどのカテゴリ毎にフォルダ名を設定し写真をアップロードしていきます。
また、フォルダ毎にアクセス管理ができるため、URLを知っている人が編集できる権限を付与して家族に共有しました。
ただ、我が家はITに疎い家族構成になっているので、勝手に削除をされないように、自分のフォルダには閲覧者権限を付与しておきました。(見れるけど編集・削除ができない)
Googleアカウントは15GBまでは無料のため(2023年時点)、写真データでは全然余裕があります。
現在進行形で甥っ子姪っ子の写真も同アカウントに格納をしていこうと思いますが、動画だとすぐに容量を食ってしまうので、家族のアカウントでYoutubeを開設し、限定公開をして家族のみに公開しています。
Googleが消えたら私たちのデータも消える。。
が、Googleが消えるなら他のクラウドも消えてるでしょう。
データ化の仕方
アプリのダウンロード
まずはフォトスキャンをDLください。
写真を撮影する
アプリを開いて写真を撮影します。
今回はマウスパッドを手本に実際の手順を見ていきましょう!
写真を撮影すると、白い〇が四つ出現します。
その〇の上にスマホをずらして4か所撮影をします。
そうすることで写真が反射して白くなっている部分を認識して修正してくれます。
4つ〇を撮影が終わるとデータは保存されるので右下の赤枠箇所をクリックして確認します。
データ化された写真の一覧が出てきます。
先ほど撮影したデータを見てみましょう!
キレイにデータ化できています。
もし、4つ角が違う場所が認識されている場合は、先ほどの画面から修正をします。
先ほど撮影したデータが出てくるので、4つ角を写真に合わせて完了を押せば完成!
一連の流れはこれだけ。
ひとつひとつ写真の修正をせずに、一気に撮影してから、データがしっかり反映されているかを確認することもできるので、そちらの方が効率はよかったです。
写真に光が反射してもある程度は修正してくれるので優秀!
なぜデータ化をするか
最近実家の整理を少しずつ進めていてその一環で写真のデータ化をしていますが、その背景を説明しようと思います。
家族や親族含めて関西にいます。ほぼ全員。
関東にいる私は今後あまり多くの時間を実家で過ごすことができないと思います。
そんな中、祖父母がなくなったりしたときの遺品整理や相続がとても大変だということをこの年で初めて知りました。
田舎特有の家をどうするかとか、相続の配分をどうするかだとか、、
ただでさえ人が亡くなった時にはバタバタするのに、そういったことも考えないといけないのです。
そうなると、関東に住んでいる私は、親に不幸があった時、家を処分するかどうかを考える時には頻繁に帰省ができるわけではなく、且つ、滞在時間も少ないだろうと思っています。
そうなると、必然的に兄弟に任せるしかなく、本来だったら残しておきたかった私のものや家族のものが勝手に廃棄処分される可能性も大きいなと。
だったら、今まだ家庭をもっておらず、独身貴族で、在宅勤務ができて時間の融通がきく間にある程度整理をしてしまおう!と実家の大掃除企画を始めました。
ただ、親からすると実家に帰る度に物を捨てられ、整理され、家をひっくり返され不快感をあらわにしています(笑)
ただ、少しずつ物がなくなり、大事な物だけが残っていき、暮らしにゆとりが出てき始めたら、親も断捨離に関するテレビを見たりと少しずつ興味を持ってきてくれて今では協力してくれています。
一時期は、「実家に帰ってきてる時こそ、のんびりしてほしい」という親心と、「のんびりしたいからこれ以上物を増やさないでくれ」という私の主張がぶつかり大喧嘩をしました。
親心もわかるのですが、、ね。
ここ2~3年で、だいぶ家もスッキリして、ようやく残す物の選別を始めることができました。
ということで、去年の年末はVHSの動画のデータ化(YoutubeにUP)、今年の年末は写真のデータ化(GoogleクラウドにUP)をしてきたということです。
ただ量が多すぎて、私のデータを優先してやってきた。
まとめ
データ化の背景も含めてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
今では、生前に相続の話をすることは、残された家族のためだと言われることをよく聞きます。
母にも是非そうしてほしいこと、兄弟にも私の意思を伝えたりと、前向きに捉えて動いています。
ただ、自分一人でするのは大変だし、実際に実家に住む人と会話をしながら進める必要があるので、親を説得するところは大変だと思います(実際に大喧嘩しましたしね)
是非、皆さんも一度ご実家の整理とか考えてみてはいかがでしょうか。
ご実家がキレイで整っているなら全然ね、必要ないかもしれないですが。
我が家のように、物がさんばらばんで何が大事なものなのかよくわかんない…というご家族の方にはおすすめします。
ただ、写真のデータ化はめちゃんこ時間がかかったので、お金の余裕があれば、スキャナーの購入・もしくは業者に依頼することをお勧めします。
昔の懐かしい写真を見て、キャッキャするのも楽しかったです。
家族に愛されながら育ってきたんだな…と改めて実感しました
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