<奥多摩>御岳山にケーブルカーを使わず表参道から登山+ハイキング

旅行

首都圏から1時間強で気軽に訪れる事のできる御岳山に登山&ハイキングをしてきました。

季節は紅葉シーズン真っ只中のベストシーズンの土日。
満喫すべく、ケーブルカーを使わずに表参道から登山をし、ロックガーデンをハイキングしてきました。

日帰り旅行の旅の様子をご紹介します。

さてぃ
さてぃ

1年前に挑戦できず断念して御岳渓谷の紅葉狩した記事はこちらです。

Click here for the English version of the article.

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御岳渓谷からスタート

本来であれば登山やハイキングを楽しもう!となると午前中の早い時間帯から山入をするのが通常かと思いますが、気軽に楽しめるし…ということで10時過ぎに到着する電車で向かっていました。

が、人身事故の影響で遅れに遅れ11時に現地入り。
の前に、1年前に訪れた御岳渓谷キレイだから途中からちょっと歩こう!と御嶽駅の一駅前の沢井駅で下車して散策をしました。

沢井駅を出た所にはキレイなお手洗い場所もあったので散策の前に立ち寄ってみてください。

標識に沿って進むと、御岳渓谷に行くことができます。
そう、沢井駅は日本酒”澤乃井”の酒蔵があり、見学もできたりします。
降りていくと、甘味処や売店が見えてきますが、紅葉の時期は色鮮やかな景色を楽しむことができちゃいます。

お昼ご飯も兼ねて売店で豆乳(100円)と豆腐ナゲット(350円)を購入しました。
豆乳は豆の甘さを感じられる味を楽しむことがで、豆腐ナゲットは味もしっかりついていて想像以上に美味しかったです!

天気が良い場合は、テラス席で絶景と共にお食事を頂けるのでとても素晴らしい!

腹ごしらえもそこそこに、沢井駅~御嶽駅まで多摩川沿いの散策路で紅葉狩りをしながら散歩します。
さくさく歩けば20分弱の道のりですが、途中写真を撮ったりして30分程の道のりでした。

澤乃井ガーデンの吊り橋や、途中の橋の上から多摩川と紅葉の景色がとてもキレイで…
太陽が雲に隠れずに光が当たっていると赤が映えて、どこを切り取っても絵になる風景でした。

紅葉の様子ってなかなか写真では伝わらないことも多いですが、今回は天気も相まっていい写真が取れました。
紅葉シーズン真っ只中の土日の11時頃でしたが、人もまばらで写真を撮るのも苦労をしなかったですし、自然を満喫しながら散策することができました。

さてぃ
さてぃ

2年連続の御岳渓谷ですが、やっぱりキレイだった…!

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御嶽駅から登山口まで徒歩で向かう

紅葉狩りを楽しんだので今回のメイン、御岳山に向かいます。
通常であれば御嶽駅からバスでケーブルカー(滝本駅)までバスで向かうことが多いかと思いますが、天気も良く、いつも在宅勤務で体がなまっているので、できるだけ運動をしようと今回は徒歩で向かいました。(45分程の道のり)

御嶽駅から、途中までは車がバンバン通る道路を歩くため、横に並んで歩いたり縦になって歩いたりとフォーメーションを変えながら散歩。
それでも、ずっと喋り倒していましたが、大声で話さないと聞こえない。(車がうるさい)けど、周りはあまり人がいないので気にしない。。といった感じです。

ケーブルカーはこちらという案内と共に、鳥居がみえてきたら今度は静かな道を歩きました。

2人で歩いているからいいものの、一人でここを歩くのは少し心細いな、、という道を歩いていきます。
最初はよかったのですが、途中らへんから傾斜が高くなり…既に若干しんどいという幸先不安になりながら進みます。

傾斜でしんどいな…と思い始めると今度は車が大量に並んでいる…。

どうやらケーブルカーに近づいてきていますが、駐車場が満車で立ち往生している様子でした。
できる限り、公共交通機関(バス)で来た方がよさそうです。

車の次は、人の列が現れ、こちらはケーブルカーに乗る人待ちの行列の様子。
皆さん、ザックを担いでアウトドアな服を着ていらっしゃいますね。

ケーブルカーの乗り場を右手にして、左てに、表参道の入り口がみえます。
御嶽神社と鳥居が歴史を感じさせるほど、鎮座しており、ここから登山が始まります。

さてぃ
さてぃ

ここまでの坂道がしんどかったけど、鳥居さんをくぐってすぐに見える坂が恐怖すぎて。

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表参道を登山

鳥居を過ぎてすぐに大きな杉の木が迎えてくれます。
道中も、多く&大きな杉の木が迎えてくれるのですが、、なんとひとつひとつ木に番号が振ってあります。

「757ってなんか書いてあるね~」と話してましたが、登頂まで1つずつ数字が減っていく仕組みに、道のりの長さを数値化されて思い知らされ、メンタルでやられたのは後からの話。

少し進むと「ろくろっ首」の案内が。
なんと奇妙な…と思い案内を読むと以下の通り説明がありました。

この付近の坂道は急で、左右に蛇行している。まるでおばけの「ろくろ」の首のように、曲がりくねっていることから、いつしか付近をろくろっ首と呼ぶようになったと伝えられている

おっしゃる通り、坂道が急すぎて歩き始めて5分もたたない中、心が折れています。

少し歩くと次は「うまたてば」の看板。馬を休ませる場所だったようで、私の休みたい…と思いながらも、なかなか友人に弱音を吐けないままぐっとこらえて歩きます。

道中、杉の木の根が空洞?化しているのか、人がすっぽり入れる空間があるので、写真撮影を。と、いう名目の小休憩を提案。

友人はキャッキャと写真を撮っていましたが、私は笑う余裕も元気もなくカメラマンに徹しました。(余計な動きしなくていいから)

さて、もう少し進むとやっと…ベンチを見つけて正式な休憩を申し出る事が…!

このベンチにとてつもない感謝を伝えたいほど、とても急な坂道を歩き続けたのです。

さてぃ
さてぃ

登り始めから20分間はいかに休めるタイミングを作るかに必死だった

さて、休憩中に思い出したのは、部活のしんどかったメニューの時に、無心になって気を飛ばし、しんどさを気づかないようにするといった方法。

楽しみにしていた登山は、また苦行と化しました。

しかし!このベンチ以降、道が穏やかになってきました。
次の案内板「おおまがり」にはこのように記載がありました。

「うまたてば」を過ぎ、この付近まで来ると参道は緩やかな勾配となるため、坂道の曲がり具合もおおらかな曲がりとなる。急な坂道を進んでいると先を歩いている人が「おおまがりについたよ」といえば後ろからついてくる人たちは楽になれると安堵感を持ったと伝えられる

さてぃ
さてぃ

やっぱり!!!古今東西、皆今までしんどかったよね!!!

ということでここらへんからは登山をしながら写真を撮る心の余裕が出てきました。
正直、ここまでは話しかけられても、吐息と共に返事をするしか方法はなかったですが、このあたりからは、私からも積極的に言葉を発することができて会話が成り立ちました。

次の案内板は「なかみせ」。参道から山上にある集落とほぼ中間の場所で約30分くらいの距離で緩やかな坂道なので一休みをするには都合の良い場所だったようです。かつては小さな茶店も立っていたようです。そのもう少し先には、「だんごどう」と書かれた案内板と共に休憩場所がありました。

さてぃ
さてぃ

緩やかな坂だから休憩せずとも先に進めたよっ!

残り30分は、穏やかな道とたまに坂道を繰り返しながら登山を進めていきました。
ここら辺まで来ると、周りの様子を見て登山をする余裕がありましたが、その時に杉の木の30番台の数字を見て、あと30個も過ぎを通り過ぎないとダメなのか…と若干メンタルにきいてきたかなと思います。

そんなこんなで杉の木が1番になった時に、やっと登りきることができました。

11:45から登り始め12:47に到着。ちょうど1時間の登山でした!

さてぃ
さてぃ

最初の20分はもう無理だとおもったけど、あとの40分は楽しかった

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ロックガーデン目指してハイキング

登山をやり遂げたので、次はハイキングへ!ということでまずは「ふれあいセンター」に向かうことに。

キレイなトイレも完備しており、外には水道もあったので、水分補給をこちらでさせてもらいました。
そしてコースを確認してロックガーデンに向かいます。

まずは神社に

歩き始めた途端、また登山口の急こう配の再来か…といほどの急な坂道を歩かされました。
まずいぞ…このままいくと、ハイキングってもしかしてしんどい??と不安に思いながら進みます。

急な坂道を、また気を飛ばしながら進んでいくと露店が現れ、お腹が空いた友人はだんごを食しました。(私はしんどすぎて食欲虚無)

もう少し進むと神社への参道が見えてきました。
果てしない階段がみえるね~と思いましたが、ロックガーデンは全て登り切らずに途中に左へ曲がります。

次は天狗岩

ちゃんと標識もあり、迷うことはないと思います。
舗装された道から石段や砂利道のこれぞ山道を進んでいくと天狗岩が見えてきます。(神社から15分強)

天狗岩は鎖を使って登っている人が多くいましたが、スルーしてロックガーデンに向かいました。

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天狗岩を過ぎればロックガーデンへ

ロックガーデンの横の道は岩場になっているのでもし濡れていたりする場合は注意が必要ですね。
紅葉した木の下の細い道をドンドン進んでいくと、水が流れている岩場に到着しました。

天狗岩から10分程で到着

落ち葉が多くてわかりづらいですし、写真ではなかなか伝わり切らないのですが、水もキレイ、岩場も荘厳。マイナスイオン、ありそう!と疲れも吹き飛んで飛び切りの笑顔で写真撮影!(笑)

でも、これがロックガーデン…?で合っているのか…?と事前リサーチをあまりしてこなかった我々は疑心暗鬼になりながらも、景色はキレイだからどっちでもいっか。と言いつつハイキングを進めます。

途中休憩場所があり、そこで持ってきていたベーグルやパン等で栄養補給をして、もっと先に進んでみようと進むと滝と出会えました!

事前リサーチしてたら滝があること皆さんご存じでこちらを目標に来られている人もいると思いますが、まさか滝を見る事ができると思っていなかった我々はまた歓喜!

さて、次は何があるのかなと進むとさっきまでいた滝つぼがはるか下に見える所まで登らされました。

そのまま進んでいくとケーブルカーへと続く道の案内板があり、帰路につくことになりました。
神社~滝まで休憩や写真撮影を含めながら1時間で到着しました。

さてぃ
さてぃ

ツキノワグマに注意だと…?

さて、ここからの帰路は急な坂道もなく軽快にハイキングを進みます。
熊除けの鈴がないからこれは喋るしかないね、と次の旅行の計画をあーでもないこーでもないと話ながらハイキングを楽しみました。

そして、私は登山は苦行だけど、ハイキングは楽しい!ということに気づき、次からはケーブルカーを使ってハイキングだけ楽しみに来るのもアリかな…と思ったりもしました。

さてぃ
さてぃ

最初の20分の地獄が頭から離れないのです。

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帰りはケーブルカー

さて、13時頃にハイキングを開始して、15時頃に集落に戻ってきました。
その時にはお察しの通り元気いっぱい(足は若干ダルイですが)でお腹が空いていたので、とろろかけ蕎麦を頂きました。

行きの時間には蕎麦屋さんはあまり繁盛していなかったですがこの時間になると、皆さんハイキングを楽しんだアウトドアな人たちがお店に入っていました(並んでいるお店まで…)

空いているお店を選び、蕎麦を食べていると多国籍な皆さんが入店され、お店の方も英語でやり取りをしていらっしゃるのを見て、少しずつインバウンドも増えてきているんだなということを肌身で感じる事ができました。

さてぃ
さてぃ

それにしても沁みる旨さ!!!

さて、腹も満たされたので、後は帰るだけということでケーブルカー(結構並んでて待たされた)に向かいました。
正直、下山も歩いていく体力はあったのですが、16時頃で下山中にあの道で真っ暗になるのも怖いな…ということでケーブルカーを選択。

ぎゅーぎゅー詰めのケーブルカーに乗って帰宅しました。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。
ここ数年で数個の山を登ってきましたが、最初の20分だけは本当にきつかったですが、それ以外は楽しい登山をすることができました。

他の山であれば、三峰山や関西の竹田城跡跡は正直ずっとしんどかったのでこちらの登山記も参考になさってください。

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