三峯神社へ三峰山表参道コースを通って参拝をしてきたのでレポートします。
登山初心者、日常で運動はしていませんが学生時代に運動部だったアラサーOLがハイキングも兼ねて歩いて参拝をしましたが、なかなか現地の情報を事前に入手することが難しかったのでレポートを書いていきます。
月の石もみじ公園で紅葉狩りをし岩畳を散歩、橋立川キャンプ場でソロキャンをして翌日に訪れた旅行記は以下記事を参照してください
関東地区限定で紅葉ハイキング満喫企画のまとめ記事はこちらを参照ください。
なめていったら痛い目みるよ
アクセス
秩父フリーきっぷ(首都圏からのアクセス)
西武鉄道(乗車場所)から西武秩父の往復切符+秩父鉄道(長瀞~三峰口駅間)が乗降り自由となった切符です。
発売日を含む2日間有効となっており、池袋からであれば2,350円で本切符が購入可能です。
今回はソロキャンで一泊二日で訪れたので、観光地が離れていたり、荷物を預けに西武秩父駅に戻ったりと電車の乗ることが多かったので購入しました。
時刻表(2021年11月時点)は下記の通り。最新情報の取得は公式HPをご覧ください。
(参考)期間限定発売 秩父漫遊きっぷ
2021年10月8日~2022年3月10日まで利用可能な切符が池袋から往復1,590円で購入可能です。
※定期的に販売されているので西武鉄道公式HPをチェックしてみてください。
秩父フリーきっぷとの違いは、秩父鉄道線(長瀞~三峰口駅)の乗降り自由ではなく、高麗~西武秩父駅間が乗降り自由となっています。
その代わり、クーポン券がついており、温泉のチケットにできたりと金額と魅力度は高いのですが、今回のプランだと、秩父鉄道線の乗車料金が結構高いので、「秩父フリーきっぷ」を使うことにします。
このフリーパスには西武バスは含まれていないのでバスのチケットは別途必要。
三峯神社までのアクセス(西武バス)
登山口のある最寄りのバス停「大輪」まで行く必要があります。
大輪への主なアクセス方法は2種類。
最寄りの駅「三峰口駅」には小さなコインロッカーしかないので荷物を預ける必要のある人は西武秩父駅で荷物を預けましょう。
コインロッカー情報は後述しますが【こちらのリンク】をクリックすることで対象箇所まで飛ぶことが可能です。
西武バス三峯神社線時刻表
タイムスケジュール
当日のタイムスケジュールは以下の通り。
実際には、ソロキャンプ@橋立川キャンプ場からでしたが、荷物の預け場所がなく一度西武秩父駅からSTARTしています。
11:30 西武秩父駅
↓ 西武バス(¥570)
12:00 大輪
↓ 登山
15:00 三峯神社
15:30 三峯神社
↓ 西武バス(¥690)
16:15 三峰口
16:30 三峰口駅
↓ 秩父鉄道
17:00 御花畑駅
17:25 西武秩父
↓ 西武池袋急行
20:00 池袋
もう少し早く行きたかったんだけど、この時間になってしまった。
帰りに温泉に入りたかったけど疲れすぎていち早く家のベッドで寝たい欲を優先しました。
三峰山表参道コース
登山コースの概要図
今回は表参道コース・裏参道コースの内、表参道コースを選択しました。
理由は、表参道コースの方が情報が多かったからと、30分程所要時間が短かったこと。
三峰山表参道(大輪バス停~三峯神社)で2時間半くらいのコースになっています。
標高差は700mあり、滑りやすいポイントもあるため気軽なハイキング!ではなく登山としていく必要があるとの事前情報を基にアタックしました。
とはいえ、先駆者さんのブログを拝見する限り、楽な感じで行っているように思えたので「いけるいける~」くらいの感覚でいきました。
体力に過信をしていた…痛い目をみたわい
登山口
バス停の大輪を降りると三峯神社の表参道登山口があります。
灯篭にはお犬様。
平日に行ったからかもしれませんが人が全くいなかった…。
いたのは、鳥居さんを通ったとこの民家のおばあちゃん一人で、家の前で枯葉を燃やしながら三峯神社について教えを説いていただいたくらい。
RPGのダンジョン村人Aくらいのテンションで説明してくれました
現世との架け橋とも捉えられるキレイな景色を見ながら登山に挑みます。
本社までの距離を書かれた指導標。
3.2kmがんばる!
登山口の橋を渡るとそこはもう、ただの、山。
橋から少し歩くと「竜門の滝」の案内が見えてきましたが、200m先なのにゴールが見えない程山を下らないといけない…。
「下るのはいいけど登ってくるのが確実にしんどい。」とみて見ぬふりをして華麗にスルー。
ちょっと歩く(500m)とまたスタートラインみたいなのが出てきて案内図がありました。(ここまでくるのもちょとしんどい)
クマ出没注意…!!!
至る所に、クマ出没注意、一人での登山は控えましょう、熊鈴持参しましょう、FMラジオ等を流しながら登山しましょうの注意書きを見つけてしまう…
引き返すか…。いや、ここまでも結構来るの大変だった…。バスも本数少ないからバスに乗って神社に行くのも…。
ほんまに立ち止まって、数秒フリーズしたけど、スマホの音楽爆音に流して歩き始めました。
熊出没注意に目が行き過ぎて案内図をちゃんと読んでなかったんだけど、後半にかけて高度の上がりかたが高いよね。。ってここで気づけばよかったです。
清浄の滝
決意を胸に進み始めたんですが、ただの山道で、しかも平日の昼間でだれも人がいなくて、この山の中に私一人なんだ…いや、熊もいるのか…。冬眠中?いや、冬眠前に食べちゃう系?とか考えながら先に進む。
落ち葉がカサカサする季節だったので、風とかなんかの動物が落ち葉をカサカサ鳴らす音が聞こえる度に振り向いてほっとするという、緊張感に満ちた時間を過ごしました。
伝わるかな…道なき獣道を歩くこの恐怖。
そして、結構傾斜がすごい。
鳥居から30分くらいしか進んでないのに、疲れすぎてベンチで一休みをして息を整える。
たぶん、ここで休憩するなら2時間半で登り切れない感じですが無理せず休憩しましょう。
先ほどのベンチ休憩から15分。清浄の滝に到着!
こちらも休憩ポイントになっています。
神々しい光のコントラストとめちゃキレイな水とで癒される休憩地点。
このBGMは最&高。深呼吸して心を浄化させました。
本当だったらここでエネルギーチャージ(ちちぶ餅)をしたかったんだけど、匂いにつられて熊出没したらどうすんねん…と断念。
水分補給をして、あと半分か~。でもまだアタックし始めて45分やからこれは巻いていけんちゃん!と登山を再開しました。
薬師堂跡
再開してすぐに意気消沈する傾斜の高い登山道…
おわかりいただける、、だろう、、か。
高尾山にも行ったし、まあ余裕やろと思ってたけど全然しんどい。
何回、「何してんねやろ、自分。」と思いながらも頂上を目指して進みました。
たった4~500mしか進んでないことに驚愕しながら次の休憩ポイントに到着。
1時間15分くらいで薬師堂跡まで到着。
傾斜が急だから思っている以上に距離が進まず…進む気もせずまだ半分くらいの1.9kmを残して、本当に2時間半で登れるんかいなと疑問を抱き始めました。。
ここでは下山をする人と2組と出会う。
よかった…人がいる…
若干心が折れていたため、「この後は階段が続いたりしてますか…?」とこの先の登山道を質問したところ「大丈夫ですよ~」と教えていただき、ほっとしながら登山再開。
(15分くらい放心状態で休憩しました)
階段あるやないかい。
階段なくても傾斜急やないかい。
見晴台(奥宮)
薬師堂跡から先は本当に急だし、進んでる気がしないし、指導標が頻繁にでてくるし。。
指導標であと何キロってわかっちゃんだけど全然進んでないから絶望を感じながら登山しました。
途中、人工物(電柱や建造物)が出てきたら、「頂上だ!」と喜びながらもただの民家でガックリしながら進んでいきます。
こんなところに民家があるのもすごいな…信仰集落があったのかな…?
生活大変だろうな。体力つくだろうな。
富士登山を彷彿とさせる無心を極めながら山頂を目指すとようやくゴールが…!
三峯神社の奥宮に到着!
そこからの景色は言葉を失いました…
「美しい…」よりも、「高度高すぎる、、そりゃしんどいわ…」が真っ先の感想。
登山時間は2時間半ではなく3時間。休憩せずに登れば、、とか考えない方が良い程、結構傾斜がすごかったです。
なめちゃいかん。三峯神社への登山。
三峯神社
秩父に位置しており、関東屈指の人気パワースポットで評判です。
今はやってないようですが毎月1日限定で白いお守りを頂くことができると人気になったあの神社です
奥宮
登山口から登ったので最初に見えたのは奥宮。その後、本堂にご挨拶に行きました。
登山口には全然人がいなかったのに、神社境内には平日にも関わらず結構人がいらっしゃいました。
日本武尊銅像
日本武尊の銅像を見に行ったら、夕陽が眩しくて手を掲げるようなタイミングでした。
太陽にサンサンと当たる日本武尊だともっと荘厳なんだろうな。
登山口から本堂に向かう道中は神秘的・荘厳の一言。
自然と姿勢がピンと伸びちゃう感じ。
本殿
ご挨拶をし、お守りを授受し、ご神木の前で深呼吸をして運気をチャージしてきました。
辛かったけど、来てよかった。
コインロッカー事情
西武秩父駅
改札付近
平日の朝一で行ったら結構空きはあったけど、土日だと取り合いになる可能性あり。
今回キャンプ用具をもってコロコロで行ったので、500円サイズでは厳しそうなサイズ感でした。
祭りの湯
駅前にある祭の湯の入り口付近にもコインロッカーがあり、ここなら500円サイズでもスーツケースが預けることができたのでこちらで今回は2日ともお世話になりました。
三峰口駅
三峰口駅はやっぱりコインロッカーはこんな感じのしかなかったからキャンプ用具を置くのは不可能ですね!
まとめ
頂いたお守りは部屋に作った簡易神棚に祀っています。(川崎大師様と一緒に)
気のせいかもわからないけれど、前厄だった去年より本厄の今の方が少し落ち着いてきている気もします。
三峯神社へは車やバスで行ける場所かもしれないですが、登山で参拝すると何倍もありがたみを感じることができる(気がする)のでオススメです。
ただし、無理な登山はしないように…気を付けて楽しんできてください!
思ってるよりしんどくないかもしれないです!知らんけど~!
秩父への1泊2日旅行記はこちらに掲載しているので是非参考になさってください。
紅葉の時期のとてもリフレッシュのできた旅行でした~!
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